アレルギー性結膜炎は、抗原に対するアレルギー反応により、結膜に炎症を起こした状態です。診察上は、瞼の裏に、充血や乳頭性変化という凹凸が見られます。
主な症状は、掻痒感(かゆみ)や充血、結膜の浮腫(むくみ)、流涙などです。治療としては、抗アレルギー薬やステロイド薬の点眼により、ほとんどの場合改善します。
おおたけ眼科では、慢性的に症状がある方に各種漢方もおすすめしています。
またスギ花粉の場合は根治療法であるスギ花粉症免疫療法も行っておりますので、お問合せください。

スギ花粉症免疫療法(シダキュア)

花粉症の場合、点眼薬や内服薬でかゆみを抑える治療が一般的です。最近アレルギーの原因であるアレルゲンを投与して身体をアレルゲンにならして症状を抑えるアレルゲン免疫療法が注目されています。当院でも処方できるようになりました。

シダキュアとは?

スギ花粉を原料とするエキスから作られています。少量から服用することによって体を慣らし、スギ花粉によるアレルギーを和らげます。

シダキュアの効果

治療を始めて、最初の年の効果はお約束できません。厚生労働省のアンケートでは約80%の方は前年に比べて、症状が軽くなったと回答しています。しかし、効果がみられない方もおられます。1年後に効果がなくても3年くらい続けることをお勧めしています。

お勧めしたい方

  • スギ花粉症が中等度以上ひどい方
  • 性格的に根気よくまじめで、長く治療が続けられる方

投与できない方

喘息・心疾患・自己免疫疾患・悪性腫瘍などの病気のある方。

花粉が飛んでいる時期(12月中旬から4月まで)に治療の開始をすることはできません。

服用スケジュール

保険適応外、自由診療となります。

① 採血
採血をしてスギ花粉症であることを確認します。
② 初回投与
初回は診療室内で飲んで頂き、約30分間副作用が出ないか観察します。異常がなかったら、2000単位シダキュアを1週間ご自宅で服用していただきます。次の診察は1週間後になります。

服用方法

投与開始1週間は舌下錠2000単位1日1回1錠

投与2週間目以降は 舌下錠5000単位1日1回1錠

舌下に錠剤を1分保持したあと、飲み込みます。その後5分間はうがいや飲食しないでください。<・p>

副作用について

  1. 口の中の浮腫、かゆみ。不快感
  2. 喉の刺激感、不快感
  3. 耳のかゆみなど

半数の方に副作用がでます。当院では、副作用が出た場合飲んで頂くように、抗アレルギー剤を事前にお渡しいたします。副作用は飲み始めて2-3週間程度でおさまることがほとんどです。

費用について

健康保険が適応されます。初回は初診料とアレルギー検査料がかかります。<_p>


シダキュア免疫療法よくある質問

いつから始めるのがいいのですか?
スギ花粉が飛んでいる時期は治療を新たに始めることはできません。
スギ花粉が飛んでいる時はアレルゲンに対する体の反応性が過敏になっているからです。
どの位治療を続けるのがいいのですか?
数年にわたり継続的に服用します(3年以上お勧めしています)
効果はどの位で現れますか?
初めてのスギ花粉飛散シーズンから効果がみられる人もいます。
長期間治療すると、治療終了後も長期にわたって症状を抑えられた人もいます。
何歳から治療できますか?
6歳からできます。
服用するのを忘れたら?
その日のうちに気づいたら、その日の容量を服用してください。
服用したかどうか不確かな場合は、その日は服用しないでください。
分間舌の下に保持せず、すぐに飲み込んでしまったら?
その日は再度服用しないでください。
誤って多く服用してしまったら?
すぐに吐き出し、うがいをしてください。