ドライアイの増加

近年、スマホ使用やパソコン作業の増加によってドライアイの方は増加しています。
ドライアイは、涙液量の減少や涙の性質変化などの様々な要因によって起きます。ドライアイというと「目が乾く」という感じが一般的に言われますが、実際にはドライアイの症状は様々でとても複雑で眼が疲れやすい、涙が止まらない、光がまぶしく感じられる、不快感や乾燥感・疲れなどの症状があらわれ、かすむといった視機能にも異常をきたします。

以下の症状を感じたことはありませんか?長期にわたって当てはまるものが5つ以上あれば、ドライアイに注意が必要です。
  • 眼が疲れやすい
  • 眼がゴロゴロする
  • 充血しやすい
  • 眼が痛い
  • 眼が重い感じがする
  • 目ヤニがよく出る
  • 眼が乾いた感じがする
  • 何となく眼に違和感がある
  • 何となく眼がかゆい
  • 眼がかすむ
  • 光がまぶしく感じる
  • 何もしていないのに涙が出る
ドライアイの原因になるパソコン作業中は、「エアコンの位置や加湿器の使用」、「ホットタオルで目をあたためる」など日常の生活で気をつけることで改善していくこともあります。

ドライアイの治療~点眼~

ドライアイの治療に使われる点眼液には、次の3種類があります。

  • 涙の成分に近い人工涙液
  • ヒアルロン酸を含む角結膜上皮障害治療剤
  • ムチンの分泌を促進させる点眼薬

ここで注意しなければならないのは防腐剤の有無です。通常の点眼液はボトルの中にカビや雑菌が繁殖しないために防腐剤が入っています。しかし、それは同時に目の細胞へ毒としても働きます。特にドライアイの方は、目の表面に傷がついていたり、頻回に点眼が必要となるため、少なからず防腐剤の影響を受けてしまいます。

ドライアイの治療~涙点プラグ~

点眼薬であまり効果がでない場合には、涙点プラグによって涙点をふさぎ、涙の流出を抑えて涙を目の表面に十分にためる涙点閉鎖による治療を行います。
涙点プラグには、固形のタイプ(シリコーン製プラグを涙点に装着する方法)と、ソフトタイプ(液状のコラーゲンプラグを注入する方法)の、二種類があります。どちらの涙点プラグも保険適応となっており痛みはなく短時間で施術できます。また、施術後からすぐに涙が溜まりだし、症状が改善されるため、ドライアイの効果的な治療方法となっています。